精神障害者の方の意外な一面を知った日~人を知ることの大切さ~

 

障害者就労移行支援施設では、学習や訓練を中心に行う利用者の方々。

その中でも、うつ病や双極性障害など、精神障害の方は、笑顔や口数が少ない方が多いです。

 

報連相などを含め、コミュニケーションを自分から取れない方もいるので、

「1つ1つの仕事をする能力は高いけれど、それが活かせない人」という印象です。

 

そんな彼らと、時々、施設のイベントで、ウォーキングや企画パーティー、グループワークなどをする機会があるのですが、普段は見せない意外な一面が見られます。

 

例えば、
「あの人、結構リーダーシップあるんだ!」
「人の気遣いが上手な優しい人なんだ!」
「こんな特技があったんだ!」
など

 

そんな時、

って感じます。


人の魅力は、普段の様子だけでは分からないなって・・・

 

1つの面やイメージだけで精神障害者を見ている方にも、その事実を知って頂きたく、本記事を書かせて頂きました。

 

イメージだけで、こうだと思い込んでいる人こそ、読んで頂けると嬉しいです。

 

1.世間一般の精神障害者のイメージ

正式な調査をした訳ではないので、私自身の経験からですが、

世間一般の方にとっての精神障害者のイメージは、こんな感じではないでしょうか?

 

中には、精神病棟という刑務所みたいな施設で、暴れて、身体拘束をされる人だと思っている人も・・・

 

実際に関わったことがなく、映画やドラマなどのイメージだと思うのですが、

実際は、ここまで酷い人は、ほとんどいません。

 

確かに、ストレス耐性が低い人、暗くておとなしい人、自己発信が苦手な方はいますが、あなたが思っているより、はるかに"普通の人"なのです。

 

2.訓練中では分からない意外な一面を知った体験

そんな私も、初めて、精神障害者と関わるようになったばかりの時は、

「目を見て話してくれないな~」
「他者との関わりができない人だな」
「この程度でメンタルダウンして外出できなくなるんだ」

など、悪い面がよく見えてしまっていました。

 

しかし、学習や訓練をサポートしていくうちに気付いたのは、彼らの能力の高さ!

どれも、驚くことばかりで、こんな人が社会で活躍できないのは、もったいないと思いました。

 

しかし、それだけではありません。

私が働いている障害者就労移行支援施設では、通常の学習や訓練以外に、

ウォーキングやグループワーク、コミュニケーションゲーム、利用者の方が自分で企画するパーティーなどが、訓練の一環として行われています。

 

利用者同士でコミュニケーションを取る機会が増えるのですが、

そんな時、

 

そんな体験を、2つ紹介します。

 

【例①】
普段、ほとんど人と話さず、黙々と学習を行う女性Aさん。

 

グループワークの際、話すのが苦手で何もできないでいる隣の人を気遣い、声をかけ、手伝ってあげるシーンがありました。

 

普段の彼女の様子からは、自分だけ作業をして満足するような印象でしたが、

他人に対する優しさや自分から行動を起こす積極性という意外な一面が見れました。

 

【例②】
普段、オドオドしていて、優れた面もあまり無い男性Bさん。

 

ゲーム大会や物作りイベントの時、イラストや工作、裁縫などが、非常に繊細でセンスがいいことが分かりました。

 

苦手な方にも、優しく教えており、堂々と自分の作品を見せていました。

 

普段の彼の様子を知っている私達は、

「こんな特技があったの?」

「意外と面倒見いいんだね」

と驚く一面を知ることができました。

 

AさんもBさんも、精神障害をお持ちです。

 

学習や作業訓練だけでなく、

人とコミュニケーションを取る場を作ると、

その人の本当の優しさや対人能力が見れるのかもしれません。

 

健常者でも、人を気遣うことができる人が少なくなってきたと思う昨今、

とても貴重な存在だと思っています。

 

3.いろいろな側面から見て分かる"本当の人の魅力"

精神障害者に限ったことではないですが、

第一印象や普段の様子だけで判断するのは、本当に、もったいないです。

 

第一印象が冷たく見えても、実は、極度の人見知りなだけで、仲良くなったら親切な人かもしれません。

 

営業成績が悪い後輩も、事務作業のスキルや気遣い力は、誰よりも高いかもしれません。

 

会社では、仕事が遅く、だらしない感じの同僚も、家では、家事育児をバリバリこなすパパかもしれません。

 

 

 

私自身、あまり知らない人と話してみたら、

それまでの印象と違って、とても素敵な人だった経験が何度もありますから!

 

4.障害者でも活躍できる場は必ずある

話は戻りますが・・・

私は、障害者の方でも、いろいろな側面を持っていて、活躍できる場が必ずあると信じています。

 

だからこそ、将来は、障害者の方が活躍できる場を提供する側になりたいと思っており、

その第一歩が、生わらび餅の"つながり屋"での事業です。

 

先日、精神障害者のイラストレーターさんが、お店のためだけにイラストを描いてくれました。

そして、購入者に特典としてつけてもらってもいいと許可を頂きました。

 

彼は「お金のためではなく、自分のやることが役に立つこと自体が嬉しい」

そう仰っていたので、1人の方の活躍の場を作れたことが、私自身、とても嬉しいです!

 

ちなみに、彼も、電話で話した時、LINEでやり取りした時、直接会って話した時で、印象がそれぞれ違いましたが、

 

季節ごとに描いてもらえることにもなりましたので、これからも楽しみです。

 

tunagariya.warabi@gmail.com

 

私の想いについては、こちらも参照して下さい。

当店の想いと理念

『わらび餅×障害者福祉』の実現へ! わらび餅の販売から、福祉事業へ繋げたい!2025年9月、そんな思いで始めた"最高級わらび餅"の販売代理店です。   厳選素材と熟練の技…

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